ハリーのゼリービーンズ

ブログをうっかり放っておいたら、広告が掲載されている。1ヶ月更新しないとこうなるなんて、聞いてないぞ!

書いたら広告は消える、というわけで近況を。最近ようやく引越しの後片付けにもメドがつき(注:まだ完全には終わっていない…)、ハリー・ポッターのDVDが出てきた! うちで前に買っていたのは、アメリカで買った3作目と、フランスで買った4作目。これに合わせて先週、1、2作目の廉価版を買ってきた。もう限定2枚セットはさすがに売っていないらしい。

1作目を見ていたら魔法界のお菓子が出てきた。そのうちの1つにBertie Bott's Every Flavor Beans(日本語版ではバーティー・ボッツの百味ビーンズというらしい)がある。ゼリー・ビーンズなのだが、おいしい味だけじゃなく、「すべての味」があるのが特徴。

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実はこれ、今うちにあるのだ…! 前のアメリカ出張に行ったとき、本屋さんでみつけたので、おもしろい! と思って買ってあったの。もう開けてからしばらくたつけど、やはりなかなか減らない(笑)。詰め合わせになっている10のフレーバーを紹介する。

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まこがやってくる〜

帰ってきてしたかったことのひとつ。アマゾンで買いたかったリストから5冊注文。CDも1枚(小沢征爾のベスト)。明日届く。

ブス猫(デブ猫も)が好きな私、なかでもすごーく気になってるのが『まこという名の不思議顔の猫』という写真本。元ネタはブログなのだけど、これを見たときは衝撃的だったな〜。かわいいだけの猫よりも癒し効果は高いかも…。犬も猫も好きな私だけど、猫とは一度暮らしてみたいなぁと思う。

ちなみにまこの飼い主さんはアデュー・トリステスのデザイナー。ペットブログは自己満足になりがちなところを、さすがにおしゃれにまとめていて素敵です。

チャールズ・ディケンズのハリポタ現象

ハリポタ最終巻で騒いでいる私たちのメールを読んで、アメリカの夫のおじさんがおもしろいことを教えてくれた。

今の私たちや、世界中のティーンエイジャーのように、19世紀にもこういった現象があったらしい。次が読みたい〜とジリジリする気持ち、これは別に新しいことではなかった。

『クリスマス・キャロル』などで知られるイギリス人作家のチャールズ・ディケンズは、今のJ.K.ローリングと同じように、ファンの熱烈支持を受けたという。スコットおじさんがいうには、時代はちょうど印刷技術の進歩によって、大量の本が印刷できるようになった頃。そして、その頃アメリカではイギリスのものすべてに対する興味、渇望のようなものがあったらしい。当時の本の出版形態は、週や月ごとに、何章かずつリリースするという、シリーズ小説。イギリスから船が着くたびに、ディケンズの小説続きを読みたくて人々は埠頭に集まって来たそうだ。中には、読むのを待ちきれなくて、イギリスから乗ってきた船客に、「リトル・ネルは死んでないよね??」と登場人物の生死を確認する人もいたらしいから、今のハリポタ現象とまさにパラレルだね。

ただ、ディケンズがローリングと違うところは、ディケンズはあまり先の話まで決めて書いていなくて、時には読者の反応を見て話のエンディングを決めたりしていたところ。これは、ハリウッドで映画を最終的に編集する前にフォーカス・グループ(ターゲット客層のパイロット)に見せてその反応次第でエンディングを決めるのと似ている。日本のテレビドラマでも反応次第で内容が変わったりするらしいものね。

おじさんが言うには、ディケンズの小説でエンディングが変わったものは、最終的に1冊の本になったときに2つのエンディングが収められているそうだ。今の映画のディレクターズ・カットDVDで、本編で見られない映像が見られるのと同じように…。

考えてみれば、19世紀の娯楽と言えば、観劇、音楽コンサート、そして読書くらいのもの。そのうち、庶民でも手が届いたものは本だったのじゃないか。そう考えると、読者がどれだけ話の続きを待ち望んでいたか、それは現代のハリポタ現象以上のものがあるんじゃないかな。ディケンズは子供向けではなかっただろうけれども。

そしてもちろん、当時の娯楽として重要な位置を占めていたのが、パブでビール飲みながらのよもやま話、だと思う。去年、イギリスでストーンヘンジのバスツアーに行ったとき、ガイドさんはこう話してくれた。イギリスはたいていの町なら、必ず一軒は、「ディケンズはうちの常連だったんだ」と自慢するパブがある、と。彼はそうとうな飲み助だったらしい。酔っぱらって隣の客に、うっかり主人公の運命をバラしちゃった…なんてことはなかったんだろうか。

HP7 完結

ハリー・ポッターシリーズがついに終わってしまった! 満足、でも寂しいような気持ち。もう次はないんだ〜。

金曜深夜(土曜の朝)買って帰るバスのなかで読み始め、結局約3日間、頭を付き合わせて2人で同時に読み続け、今日の夕方、ハリーの冒険は完結した。見開き2ページごとに「読み終わった? めくるよ! 早く!」「ちょっと待って、これはどういうこと?」「うわぁー!」「え〜!?」「なるほど…」などと言い合いながら本を読むという経験は後にも先にもこれ一度きりとなるのではないだろうか。

J.K.ローリングのすごいところは、細部までこだわって、いろんなところにすこしずつヒントを隠してきていること。だから今までの6冊の本に出てきた小さなディテールを思い出す必要がある。でも今までの本は手元にないから、これってなんだったっけ、っていうときは、ハリポタのファンサイトで調べながら読み進んでいた。ファンサイトなら、スポイラー(ネタバレ)に気を使っているからいいのだけど、一度だけ、私がうっかり昨夜Wikipediaで調べてしまった事柄があった。ここはネタバレ警告もない上に、情報が早い(あまり信用はできないが)。まだ読んでいないところの情報をつい読んでしまって「うわっ、これネタバレ!」…ものすごい落ち込んだ。ネタバレはエンディングに関してではなかったので、すべて台無しではなかったけど、やっぱりショックだったな〜。

私が第1巻を読み始めたのは、2003年の始めだったと思う。アメリカでペーパーバックが安くなっていて、それを夫(当時はまだ結婚してないけど)が買ってきてくれた。彼もそれで読んで、その後ルームメイトのおかげでハマっていく。私は1巻を読みかけのまま放ったらかしていて、読み終えたのが1年以上後のこと。その後2005年の夏に2巻を読み終えたのがちょうどオーストラリア旅行中だったので現地で3巻を買い、その後6巻が発売になるときに夫が読むというので、私もそこまで追いついた。それからは今年の7巻発売まで、結末はどうなるか、まだ解かれていない謎は何か、など話をしていたので、7巻を読むまでの盛り上がり度は今までとは比べ物にならない。こんな楽しい経験はそうめったにない。ハリポタ万歳!

まだ読んだことない人、また1巻だけで続きを読んでいない人は、まずは2巻まで読んでほしい。2巻はシリーズ上とても重要な1冊だし、これを読むと次々と続きが読みたくなるはず。

そして本が終わってしまっても、まだ映画の続きがあるからしばらくはお楽しみが続く。こないだ見たHP5をまたIMAXで見に行こうかという話をしているところ。

ハリポタ7巻!

パリでは7月21日午前1時01分に解禁! いやあ本屋は大変なことになっていた…。この日は夜8時から衣装コンテストやらエンディングの予想コンテストやら、いろいろイベントがあったので私たちが着いた10時半には店内子供から大人までたくさんの人!! 私は昼間に来店してすでに本の代金は払ってあったので、あとは本をもらうだけとなっていた。

waiting.jpg11時過ぎからみんなそわそわしてなんとなく列を作り始めた。イベントがあったためか、列はギリギリまでなかったようだ。でも店側がここに並んでください、というのではなく、なんとなくレジの周りに人が集まり始めたな…って感じだったので、ごった返して収集がつかなくなり、結局は1時間ほどかけて少しずつ外に出て外の歩道に列を作った。そこでさらに待つこと1時間弱。グリフィンドールのマントを着た若いマジシャンは列の人に「ウィンガーディアム・ラヴィオーサ!」と言わせて小さなテーブルを空に浮かせるトリック一つでもう何時間も楽しませている。左は店のすぐ外にできていた列。私たちは比較的列の始めの方だった。

pottercraze.jpg私たちの並んでいたすぐ前に10歳くらいの男の子とそのお母さんがいて(たぶんアメリカ人)待ってる間、話したりして時間を潰す。やっと1時を回ると自発的にみんなでカウントダウンをしたりして盛り上がる。でも時間を過ぎても店内に待つ人からだったので、結局本をもらえたのは1時半くらいだったかな…。にやにやしながら本を持って本屋を出ると、外にはまだまだ行列! 写真は1時半過ぎ、だけどまだまだ大騒ぎ、の図。

さ、こんなことしてないで、読まないと!!

HP5 the film!

ハリポタムービー5作目、不死鳥の騎士団。フランス公開2日目の今日のマチネ初回に行ってきた。本当は昨日行きたかったがアルバイトがあったのと、夜はダンスレッスンがあったので今日に持ち越し。夫も私もハリポタ・ファンなのだ。

umbridge.jpg実は映画公開を前に先月フランスでは「ハリー・ポッター・トレイン」なるイベントがあった。日本でもたぶん「ハリー・ポッターの世界展」として企画されるものだと思うが、映画で使用したセットや衣装の一部の展示である。日本だったらデパートの催事場になりそうだが、フランスでは、電車の車両2つを利用しての展示だった。なるほどこれなら全国移動できて設置も片付けの面倒も少なくて済む。パリの北駅のプラットフォームで順番待ちに1時間。無料イベントなので人も多かった。あえて言わせてもらえば、電車ってことで、ホグワーツ・エキスプレスを期待して行ったら、普通のフランス国鉄SNCFの電車だったのでがっかり…。写真は5作目のメイン・キャラ、ドロレス・アンブリッジの衣装。ほかにもハリーの衣装やスネイプ先生の衣装など。夫のブログにも写真あり。

さて、映画だが、シリーズ7冊の本の中では一番分厚いのがこの5作目なんだけれど、映画としては、5作中で最も短い。そこからもわかるように、たくさんのエピソードが省かれ、あれよあれよと場面は進み、あっと言う間にエンディング。プロット変更も多少あり、作中の出来事、さらにはシリーズの他の映画との辻褄合わせの努力が見えるが、本に比べて圧倒的に薄い。でも映画の楽しみはメイン3人の成長ぶり。(この先とくに映画ストーリーのネタバレはなし)

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愛しの Sherlock Holmes

holmes.jpgシャーロック・ホームズ全集を読み終えてしまった。なんと悲しいこと! いい本というのは読み終えてしまうのが惜しくなって、途中でほかのことをしたりして時間稼ぎしたりする。中学校から高校にかけて、シリーズものにはまった時期があった。ホームズのほかにも赤毛のアンだとかムーミンとか乱歩とか。その中でもホームズは思い入れが強い。

再度読んで以前気づかなかったことも見えてくる。ホームズとワトソンの友情…ときには友だち以上なんでは?と勘ぐりたくなるくらい。典型的なSとMだと思う、この二人。ワトソンが結婚しちゃったのがすごく残念なホームズ。四つの署名では、結婚するというワトソンに、「まったくそれは祝えない」ときっぱり。その後も、ワトソンは妻のために僕を独りおいて出て行ってしまっただの、結婚はワトソンがした唯一のわがままな行為、だの。でもホームズに呼ばれると仕事を他の人に任せて喜んでどこまでもついて行くワトソン。お医者さんなのに…。ちなみによーく読んで、事件の時期などをタイムラインにしていくと、ワトソンは、1度だけでなく、何度も結婚したことになる。いったい何回? …これはいまだに世界のシャーロッキアンの議論の種。

そして私はなんといってもジェレミー・ブレットのホームズのファンである。美しい。