グルメ三昧

最後のあがきと毎日のようにフランスの美食を楽しむ。ビストロは今月だけで3軒。もう一度くらいは行けるかな? そして誕生日に夫からもらっていた「本物のフレンチに行く権利」を行使する日がやってきた…。

9月にパリに戻り次第、予約の電話をするはずが、エアフラのごたごたなどに気を取られ、気づけば半ばになっていた。狙い目は、リーズナブルで予約の取りやすいランチ。まず行った人がみな素晴らしいと言う、今年三ツ星に昇格したパスカル・ガルボ氏の「アストランス」に電話。だが、さすがの人気店、ランチでも10月までは予約が取れない。キャンセルが出るかもしれないから、電話するようにと言われたが、なんせもう日がないので決めてしまいたい。しょうがない。断念。

またミシュランとにらめっこ。三ツ星はランチでもお高いので、二ツ星も含め、悩む悩む。ひとつひとつコメントを読んでいるうちに、ふと気づいたことが。去年、「のだめ」のロード・オブ・ザ・リング門を探しに行ったとき、おじさんシェフにナンパされたことがあった。あのナンパシェフ、実は二ツ星シェフだったのだ! うそ〜! 「一緒にディナー行こう」って携帯番号とファーストネームが手描きされたレストランのカードはまだどっかにあるよ。行っときゃ良かったかなぁ…(笑)。

ナンパシェフのお料理も気になるところだけど、結局予算と雰囲気と周りの評判を考えて決めたのは、無情にも今年二ツ星に降格してしまった「Le Cinq(ル・サンク)」。ゴージャスなホテル内にあるクラシックなフレンチ。ビストロ系の新しいフレンチが流行りだけれど、ビストロはたくさん行ったから、最後くらいは「これぞフレンチ!」というところへ行ってみたくなったのだ。

というわけで朝からコーヒーだけでおなかを空かせて、いってまいります。

あれ食べたいこれ食べたい

帰国が近づき、考えることといったら、「帰ったらまず何を食べよう?」ってことばかり。さっそく楽天でチェック。

餃子!








ウニ丼!








明太子!






帰国したらすぐ注文できるよう、リンク終了。ぽちっとな、でおいしいものが手に入る昨今、便利です。あ、あとはお酒も買わなきゃね。

野菜たっぷり

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二十日ダイコンをバターと塩で食べる! 美味。

久しぶりに野菜を買いに近くのマルシェまで。オーステルリッツ駅の近くのマルシェは規模が小さいので八百屋さんも2つだけ。でも野菜の美味しい季節でたっぷりの収穫。

まずは二十日ダイコン! 日本でも見かけるけどあまり食べない気がする。10年前にフランスに初めて来た時にステイ先でこれを生のまま、水につけてパリッとさせてから、無塩バターと塩をつけていただきます、という食べ方を教わって衝撃を受けた。ってオオゲサか。でも何とも美味いのだ、これが! おつまみとしてもイケる。今日買った八百屋さんのオバチャンは「マヨネーズもおいしいわよ」って言ってたから、それも試してみよう。

legumes.jpg←これが今日の収穫。二十日ダイコンのほか、きれいなさや入りグリーンピース、フランス産の黒さくらんぼ、トマトは2種類(チェリーと普通の)、クージェット(ズッキーニ)、なす、バジル。

今日はグリーンピースごはんを作ろう。これ、母のお気に入りでうちの春の味。お鍋でもちゃんとできるかな。そして前菜に二十日ダイコンをポリポリするのだ。デザートにはさくらんぼ。その他は週末にピクニックをするのでそのメニューに使うつもり。ちょっとした緑食週間になりそう。

今日、とても美味しそうだったけど、さすがに買い過ぎになりそうで買わなかったのは、そら豆(さや入り)と茶色いマッシュルーム。そら豆は、さやごとグリルして食べたいなあ。それかさっとゆでる。ビールにぴったりの夏のおつまみだね。それはまた今度のお楽しみ。

お菓子ファイル

計量が苦手でズボラな私、お菓子はめったに作らないが…ここ1ヶ月くらいの間に作ったお菓子たちをリストアップしてみると、けっこう作ってるじゃん…。でもなかなか思ったようにはうまくいかないね。ちゃんと計量しないとダメか。

tarte-tatin3.jpgまずは、リベンジのリベンジ、3度目の正直でやっと満足できる仕上がりになったタルト・タタン。底が外れるタイプのタルト皿しかないためにリンゴとカラメルを別々に作る。リンゴは大きめにカット、あまり火を通さないで焼く、しっかり冷ましてから切る、これがポイントだった。生地はいつもスーパーのやつだけど、高いモノプリのはなぜかダレてしまう。フランプリか、シャンピオンの安いほうでオッケー。1シート1ユーロもしない。お手軽便利。生地まで自分でささっとできるほど器用じゃないんだよね…。それは今後の課題。

tarteauxrhubarbes.jpg次は旬のルバーブを使ったタルト。マルシェでルバーブが出ていて、パッと思いつきで買ってしまった。これもスーパーで調達したパート・ブリゼを使う。ルバーブは赤いフキみたいな野菜で、なぜか料理よりはお菓子でよく登場する。味はすっぱい。ルバーブの色だけじゃさびしくて、いちごも入れてみた。これは初めて作ったにしては上出来で、夫にも好評! クックバッドにレシピ載せてみた。
レシピ 春の味 ルバーブとストロベリーのタルト by Asparagus

gateau-chocolat.jpgそして誕生日の次の日に自分で作ったチョコレートケーキ。チョコレートって難しいね…。だって焦げてるのか、そういう色なのか、よくわからないんだもの(笑)。出してみたら、半分くらいは表面が焦げていた。あーあ。「ビターチョコレートってことで!」と夫にフォローされる。うちにあるヴァンホーテンのココアのパッケージのレシピだったんだけれど、私がちゃんと計量しなかったのと、砂糖を半量にしたのが災いしてか、やわらかいはずのチョコレートケーキはもそもその食感、生地に至ってはがっちり堅くできあがり…。それでも生クリームのホイップをつけるとそれらしくいただけた。はちみつが入るので、味はやさしい感じでいい。これはリベンジリスト入り決定。

cake-au-bleu-cut.jpgオマケ。フランス語でcake ケークというと、パウンドケーキのことを指す。しかも甘くないものが多い。食べやすいからピクニックなどに向いている。これは冷蔵庫の整理をするために作ったブルーチーズと洋梨のケーキでくるみも入っているので具沢山ずっしり。「ワインに合う!」と私はお気に入りだったんだけど、甘くないケーキ、しかもブルーチーズ入りということで夫には不評。シリコンのケーキ型で作ったんだけど、これって生地を入れると真ん中が広がっちゃって、デブったケーキができてしまうのね。パウンドケーキは水分のある素材を使うとしっとりできあがるみたいだ。ほかにも違う具材で作ってみたい。

お菓子上手な方、コツを教えてください!

どこへも行かない日曜は鶏を焼く

昨日は久々に予定を入れない日曜日だった。理由はと言えばもうあと10日にせまった試験勉強のため。夫はDELF B1を、私はDELF B2を受けることにしている。普段だったら週末に一つは美術館か博物館か、パリの見どころを回るところだけれど、ちょうど土曜日が La Nuit aux Musées というヨーロッパ全体でやっているイベントの日。パリでもかなりの数の美術館が6時以降はタダ、しかも12時くらいまで開いていたので私たちは Palais de la Découverte という科学博物館に行ったのだった。結局3時間くらいはいたのだが、サイエンティストな夫はたいそう気に入り、すべての階が開いていたわけではなかったので「また絶対来るから!」と宣言していた。

poulet-roti.jpgというわけで、急に土曜の夜に出かけることになってしまったため、その日のディナー用に仕込んでおいた鶏は冷蔵庫で一晩待機。そう、あの時の二羽目の鶏である。ずっとフリーザーに眠っていたの、気になっていたのだ。日曜は昼過ぎから準備を始め、ディナーよりは早く、ランチよりは遅い日曜日のごちそうとなった。

プレ・ロティ(英語ではロースト・チキン)。以前にワイン会でコルドン・ブルーに通う友達(マイミクさん)が作ってくれたプロの味に感動し、それに憧れて恐れ多くも作ってみようと思って、前から構想を練っていた。トラディショナルにフレンチにしてもいいんだけれど、そこまで自信がない。それならなじみのあるお醤油味!ということで「和風プレ・ロティ」にすることに。ネットでいくつかレシピを検索、だいたいの行程はわかった。コルドンの友達が作ってくれた鶏にはおいしいピラフ(トリュフ入り)が入っていたのでどうしてもおなかにはごはんを詰めたかった。ガーリックライスにすることに決定、あとは分量など適当に、自分好みに変えていく。

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中国四千年の歴史にシビれる

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衝撃の失敗メニュー。今日の夕食は、夫の好きな麻婆豆腐。少し前に中華系スーパーで写真左上の麻婆ミックスを買って来ていた。クックドゥみたいな感じで使えると思って。そして作ってみたらば、出来上がりの鍋の中はなんだか赤黒い(写真右上、写真はクリックで拡大できます)。

スパイスもかなりどす黒い感じで、入れた瞬間、部屋中が花椒(ホアジャオ)の香りに包まれた。これはかなり辛そうだな〜とは思っていたものの、ここまでとは…! まず、何が辛いって、唐辛子ではない。この、花椒なのだ。ひと口、ふた口。もう口の中、唇が電気が走ったみたいにビリビリと痺れる!! 「これは…食べれないね。」残念だがノックアウト。

よくよくパッケージを見ると、ただの中国産ではなく、本場も本場、四川省の成都で作られたもの。ウィキピディアを読むと、このシビれる辛さを『麻味』というらしく、本場のは本気で舌が痺れるのだと。そして日本では花椒を減量あるいはまったく使わないなどして味を日本人向けにしてあるのだ。夫も花椒の風味が得意ではないらしく、「僕が好きなのは日本バージョン!」と断言。いやー、私も今までかなり辛いもの好きと自負してきたんだけれど、これには負けた。やはり食にかけては中国人はすごい。飽くなき戦いだ。そういや、前に香港産の麻婆ミックスを買ったけれど、そっちはここまでビリビリしなかった。やはり中国でも四川省以外の地域では、味がマイルドにアレンジされているのかも。でも花椒が入るだけで本場感が増すのは事実。

ちなみに今日使った麻婆ミックスは、調味料ミックスのシリーズなのかしらないが、「努力餐」という名前がついているのがおもしろい。中国語でも努力というのは同じ意味なのか? ウィキ情報を信じれば、レトルトパックの麻婆豆腐の素は最初に日本で開発され、今では中国にも広まっているとか。便利だもんね。主婦の味方だ。

さて今日の麻婆豆腐、このままでは食べられないけれど、捨てるのはもったいないので、明日にでもナスと春雨(麻婆ナントカと名のつくものを集めてみただけ)を加えて、水を多めに入れて味を薄くしてみたらどうかと考え中。おいしいものにありつくためには努力が必要ということか…。

追記:翌日、水をたっぷり加えて、ナス、春雨、彩りに緑と赤のピーマンを細かく切ったのを入れて、さらに砂糖とケチャップで味をマイルドにしてみた。まだまだ痺れるけど、これはおいしいね、と言えるところまでになった。でも砂糖にケチャップじゃ、お子様向けだわね…。

Bonne Mamanのコンフィチュール

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赤のギンガムチェックのふたがかわいいBonne Maman のジャム(フランス語ではコンフィチュール)は日本でも有名。

モンマルトルでBonne Maman のエキスポジションがあるというので行ってみた。新しくできたギャラリーの1フロアを使ってジャム瓶を使ったインテリアとか、新製品、限定品などのジャムの味見もできる。

私も「限定品」に弱い日本人。この展示会でしか売っていないという3種のジャムから1つ、ショウガ風味のレモンジャム(写真の左、赤いふたのほう。写真はクリックで拡大)と、新製品のシリーズ「ファンタジー」から4つのスパイス風味のアプリコットジャム(ピンクのふた)をお買い上げ。どちらもいつものジャムとはワンランク上のお味。カンタルやコンテなどのチーズと合わせてもいける!