Sarko vs. Ségo, J-10

書くのが遅くなってしまった。日曜日の第1回投票の結果、事前の予想通り、右の与党(国民運動連合、UMP)ニコラ・サルコジと左の社会党(PS)セゴレーヌ・ロワイヤルの一騎打ちとなることになった。ちなみに投票結果はサルコジ31%、ロワイヤル26%、中道派のバイルーが18%。極右のルペンは11%に満たなかった。

日曜日夜8時。投票所が閉まるのと同時にテレビで一斉に出口調査の結果が流れた。やっぱりな。そこから2時間はテレビを見続けた。まず8時の報道解禁すぐにサルコジが挨拶。タイミングといい、いつもよりもかなりマイルドな内容のスピーチで効果的。しかも「私はロワイヤル女史に敬意を払う」と。ネガティブキャンペーンの多いアメリカとはまったく違うね。

対するロワイヤルは、9時を回っても出てくる気配がなく、やきもきしていたけれど、9時20分くらいだったか、待ちくたびれた支持者の前に姿を表し、挨拶をした。これがちょっと拍子抜けするくらい弱々しい感じで、どうしたんだろう…と首をかしげてしまった。ちょっと動揺していたような印象を受けた。でも何に? スピーチはあまりうまくないのだよね、セゴ。淡々としていて、抑揚があまりない。もっと感情が読めるような話し方はできないものかな。

と思っていたら、今日のFrance 2(日本のNHKみたいな放送局)の生番組では、早口でよくしゃべる、きつい質問にも怯まない強いセゴがいた。全部ちゃんと聞いていたわけではないのだが、気づいたところでは、肝心の移民問題では詳しく言及を避けていたりしてそれはちょっとマイナスかな、と思った。サルコジと討論では、たぶんここんとこがキーポイントになるだろうから。

5月6日の最終投票の直前、来週水曜日に2人の討論が予定されている。注目されているのは、バイルー派がどちらに入れるか、なのだけど、世論調査によれば、バイルー支持者の46%がセゴ派、29%がサルコ派。残りは投票に行かず棄権するとのこと。ルペン支持者の大半は、サルコに流れるとの調査も出たので、やはりサルコのリードは続いている。

このブログエントリーのタイトルに入れた、「J-10」とは、『選挙日マイナス10日』の意。選挙だけでなく、いろいろなカウントダウンの場面で使われる。

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南仏ヴァカンスその2 カランク巡り

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トリコロールのボートが並ぶCassis(カシ)の港

南仏とはいえ、セレブなビーチが並ぶイメージのコートダジュール沿岸(行ったことない!)とは違って、マルセイユの近くの海は、わざわざ砂や小石を敷いてビーチのようにはしているけれど、本来、岩がごろごろ、断崖絶壁。だが、この切り立った断崖絶壁こそ、地元ではLes Calanques (レ・カランク)と呼ばれ、観光名所ともなっているんである。このへんの海の近くの山はほとんど岩山で、さらに岩は真っ白なので、青い空に岩が映える!

特に有名なのは、マルセイユから、東へ少し行ったところにある、Cassisまでの海沿い。このCassis、果物(ベリー)のカシスと同じスペルなので、カシスと読んでしまいそうになるが、最後の「s」は発音せず、カシ、またはカッシ、と読む。小さな港町で、ビーチもいくつかあり、プチリゾート気分を味わえる。また、カシは海からすぐに斜面のきつい山となっていて、海風が吹き、土壌も乾いているので、フルーティだけれど甘過ぎない、おいしい白ワインができる。もともと作り手の数が限られているので、あまりどこでもは見つからないけれど。

マルセイユからカシまでは、バスが運行している。マルセイユの観光局で時刻表をもらえる。乗り場はマルセイユ内、いくつかあるけれど、一番中心地に近いのはカタランというメトロの駅降りてすぐのバス停近く。バス停はあくまでも市バス用で、カシ行きとも何にも書いていないので、ちょっと不安になるが、時間になると観光バスのようなバスがふらりとやってくる。片道2.70ユーロ。エクス行きのNavetteに比べたら本数も少ないので要注意。特に帰りのバスは、帰る人がごった返して満員!なんてこともあるので、時間に余裕をもって。エクスよりは距離的に近いのに、カシまでは山道をくねくね行くので、45分ほどかかる。でも退屈はしない。迫ってくる山、緑、そして時折見える海…南仏は、ほんとに美しいと思う。

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Blackout - pour les candidats et la presse

Donc les électeurs vont voter dimanche. Ce qui m'étonne, c'est qu'en France, on interdit le campagne électorale à partir du vendredi soir jusqu'à 20 heures dimanche quand on ferme les bureaux de vote. Et cette interdiction inclue la presse!! (=On ne peut pas publier les sondages.) Alors aujourd'hui on a regardé les actualiés de télé, mais on a rien vu sur les candidats.

C'est bien, peut-être. Ça permet aux gens quelques moments pour réfléchir sur les candidats et pour décider qui voter, sans aucun bruit de la presse! C'est dur quand même pour les journalistes.

フランス大統領選挙戦も佳境に

もっと書こうと思いつつ、もう気づいたら、第1回目の大統領選挙投票は今度の日曜日。フランスのシステムでは、大統領は直接投票で選ばれるのだが、投票は2回ある。1回目は、12人いる候補者の中から2人に絞るための、言わば予選。2回目は、1回目でトップだった2人のうちどちらかを選ぶ決選投票。厳密に言えば1回目で過半数の票を取った候補者がいれば、2回目は行われないことになっている、が、あまり現実的ではない。

assemblee.jpgフランスでも投票日は日曜日。1回目が4月22日、2回目が5月6日だ。そしてその約1ヶ月後には、Assemblée Nationale(国民議会、いわゆる下院)の577席すべての選挙となる。たいていは大統領の党が大勝するのがお決まり。ちなみに現在は大統領も議会も任期は5年、以前は5年と7年、とズレがあったため、大統領と議会での過半数を占める党が大統領任期途中で別れてしまい、大統領と首相の党がまったく反対のポリシーを持つ党だったり、ということにもなった。議会議員も現在地道に選挙活動中、ということで、今は議会はお休み。休会中なのもあって、先日見学に行く機会があった。思ったよりも小さいブルボン宮の議会の会議場では、議員がコンピュータを持ち込んで使えるように、議員席すべてに電源完備するため(ネットも?)、イスも赤いじゅうたんもひっぺがしてケーブルを配置中だった。(写真はその様子、クリックで拡大!)

さて、前置きが長くなったが、今日のメインはここから。今日はベルシーのスポーツアリーナで行われた、「第三の男」フランソワ・バイルーのイベントへ。日曜日の投票を前に一般向けに大規模なイベントをするのは彼だけ。この選挙戦中ほとんど世論調査で1位で来ている右派のサルコジ元内相、一歩遅れてつける左派の女性候補者ロワイヤル元環境相は、2回目の投票に焦点を絞っているのかも? とはいえ、このバイルーさん、中道派といわれる党を率いており、サルコジvs.ロワイヤルの一騎打ちと思われた選挙戦にバイルー旋風を巻き起こし、一時はロワイヤルがスキャンダルで弱っているスキに彼女を越える支持率をたたき出した。最近はまたロワイヤルに少し差をつけられており、う〜ん、やっぱりサルコジvs.ロワイヤルなのかぁ〜という感じだが、おもしろそうだし、こんな機会はもうないから、ってことで、夫と2人でアロンジ!(レッツゴー、行こう!)

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最近ぐったりしてること

今日は最高気温27度。
ユーロが160円越え。

中国四千年の歴史にシビれる

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衝撃の失敗メニュー。今日の夕食は、夫の好きな麻婆豆腐。少し前に中華系スーパーで写真左上の麻婆ミックスを買って来ていた。クックドゥみたいな感じで使えると思って。そして作ってみたらば、出来上がりの鍋の中はなんだか赤黒い(写真右上、写真はクリックで拡大できます)。

スパイスもかなりどす黒い感じで、入れた瞬間、部屋中が花椒(ホアジャオ)の香りに包まれた。これはかなり辛そうだな〜とは思っていたものの、ここまでとは…! まず、何が辛いって、唐辛子ではない。この、花椒なのだ。ひと口、ふた口。もう口の中、唇が電気が走ったみたいにビリビリと痺れる!! 「これは…食べれないね。」残念だがノックアウト。

よくよくパッケージを見ると、ただの中国産ではなく、本場も本場、四川省の成都で作られたもの。ウィキピディアを読むと、このシビれる辛さを『麻味』というらしく、本場のは本気で舌が痺れるのだと。そして日本では花椒を減量あるいはまったく使わないなどして味を日本人向けにしてあるのだ。夫も花椒の風味が得意ではないらしく、「僕が好きなのは日本バージョン!」と断言。いやー、私も今までかなり辛いもの好きと自負してきたんだけれど、これには負けた。やはり食にかけては中国人はすごい。飽くなき戦いだ。そういや、前に香港産の麻婆ミックスを買ったけれど、そっちはここまでビリビリしなかった。やはり中国でも四川省以外の地域では、味がマイルドにアレンジされているのかも。でも花椒が入るだけで本場感が増すのは事実。

ちなみに今日使った麻婆ミックスは、調味料ミックスのシリーズなのかしらないが、「努力餐」という名前がついているのがおもしろい。中国語でも努力というのは同じ意味なのか? ウィキ情報を信じれば、レトルトパックの麻婆豆腐の素は最初に日本で開発され、今では中国にも広まっているとか。便利だもんね。主婦の味方だ。

さて今日の麻婆豆腐、このままでは食べられないけれど、捨てるのはもったいないので、明日にでもナスと春雨(麻婆ナントカと名のつくものを集めてみただけ)を加えて、水を多めに入れて味を薄くしてみたらどうかと考え中。おいしいものにありつくためには努力が必要ということか…。

追記:翌日、水をたっぷり加えて、ナス、春雨、彩りに緑と赤のピーマンを細かく切ったのを入れて、さらに砂糖とケチャップで味をマイルドにしてみた。まだまだ痺れるけど、これはおいしいね、と言えるところまでになった。でも砂糖にケチャップじゃ、お子様向けだわね…。

南仏ヴァカンスその1 セザンヌの町

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セザンヌがモチーフに選んだエクス郊外の石切り場

先週1週間、夫が南仏で2日間仕事があるのを口実に、ヴァカンスへ行ってきた。夫の上司である教授がマルセイユにアパルトマンを持っていて、そこに泊めてもらえることに。マルセイユを拠点に、エクサンプロヴァンス、カシを見た。先週始めはまだ南仏も肌寒かったけれど、やはり日が照るとカーッと温度が上がる感じ。この日差し、白ワインやロゼワインがしっくりくる天気。

夫の仕事はITERプロジェクト(核融合エネルギーの研究所)があるカダラッシュという、研究所のほかは何もないというところだったので、おいてかれた私はエクサンプロヴァンス(エクス)観光をすることにした。今回1泊だけホテルに泊まったのはここエクスにて。

まずはマルセイユからの足。マルセイユの観光案内所で、エクス行きのバスを教えてもらう。マルセイユ〜エクス間は、Navette というバスが5〜10分おきに朝の早い時間からかなり遅くまで出発しているのでとても便利。乗ったら30分で着く。日帰りするにもバスの時間に左右されなくていいし、本数の少ない鉄道より使い勝手がいい。お値段は片道4.6ユーロ。

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