なにかあるとは思っていたけど…

今月は旅行ばかりなので、なにかハプニングがあるかもな〜とは思っていたんだけども。イヤ〜なタイミングで来た。

コルシカ島からパリへの帰り、マルセイユ経由だったのだが、最初の便が遅れ、乗り換えがギリギリになってしまった。なんとか私たちはパリ行きの便に滑り込み。だが、預けた荷物は間に合わず。問題はパリには1日しか滞在せず、すぐイタリアに発つこと。パリで1日待って見たものの、荷物はマルセイユで確認された後、行方知れず。じゃあ見つかったらイタリアに送ります、としゃあしゃあと行ってのけるエールフランス。

引越し途中だったため、コルシカ島に持って行かなかった荷物は9月に住むことになっている大学寮に預けたままで9月までは取りに行けない。なので服は来たきり、化粧品もない、歯ブラシもない。行方不明の荷物には旅行用に買ったウォーキング用サンダルや、濡れた水着などもそのまんま入っている。一番痛いのは、コンタクトレンズがすべて荷物に入っていること。1週間も美術館や教会、遺跡など見どころが素晴らしい国に行くのにぼんやりとしか見えないなんて…。はあ〜。

そういや7年前のバックパッカー旅ではしょっぱな第1目的地のロンドンで同じバックパックが行方不明になったんだった。なんか憑いてるのかな、このバックパック…。その時は4日目に出て来たんだった。今回もちゃんと戻って来いよ!!

乗り換えで荷物が置き去りのケースは去年アメリカで一度あったのだが、あちらではすぐ次の便に乗せてくれ、その日のうちに届けてくれた。だが今後は乗り換えは要注意して、歯ブラシとパンツ、コンタクトは手元の荷物に入れようと思ったのでした。7年前の事件の後はけっこう気にしてたんだけど、こういう災難って忘れた頃にまたやってくるのよね。

ま、でも身軽に旅行できると思ってイタリアいってきます。あと数時間で出発です。これにめげず楽しんでこようと思います。

ポルトその3 ポルトガル料理って?

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ミルフィーユ・ポルトガル版。高さ10センチはある。

すっかり時がたってしまった…が忘れてなかったよ。ポルトの旅の食の記録。食事を見るとその国がよくわかる気になるのは私だけ? 食べる、という行為は人間誰でも一緒。同じ食べ物を食べるだけで一気に親近感が増すし、以外な共通点が見つかったり、また未知の味覚を刺激されたりと、食の発見は大きい。

ポルトガルというと、ポートワインは有名だけど、料理はあまり聞いたことがない。これという代表的料理も知らない。でも魚は食べるらしい、くらいの知識しかなかった。で、行ってみたらメニューはそんなに種類豊富ではない。特徴と言えば、干しダラ(バカリャウ)をよく食べること。揚げ物が多い。魚、シーフードが豊富だが、それはワイルドにグリルしただけのものが多い。そしてパンも食べるけどご飯(リゾット風)も食べる。豆料理も多い。

arrozdemariscos.jpg夫のお気に入りはこのご飯。イタリアンのリゾットよりもスープご飯っぽい感じで、レストランでよく見かけたのはArroz de mariscos という、貝がメインのシーフードご飯。ムール貝、海老、ホタテ、などが入っていて、赤い豆も入っているのでお赤飯スープ仕立てっぽい見た目。ちょっとしょっぱいけど、貝のダシがよく出て美味。滞在中、3〜4回は食べたな。これはうちでも作れるかも? 今後の課題としましょう。写真手前のコロッケ風のものは干しダラを使ったもの。

sardinhasassadas.jpg私が好きだったのは、シンプルに焼き魚! 味付けは塩だけ、ただ焼いてあるだけ。これにやはり豆入りのリゾットや付け合わせのグリル野菜などがついて、焼き魚定食風のランチ、安くて美味い! 日本ではもはや高級魚化しているイワシは大小さまざまな大きさがあり、ボリュームたっぷり。大きなものは油ものっていていい感じ。市場で買ったらどれだけ安いんだろ。レストランで大きいもので一匹1ユーロくらい(で、一人前はなんと5匹も!)。

sardinhas.jpg小さいのだと、フライになってて山盛りで3ユーロくらい。感動です。そして夕方アペリティフ時に行くと、この小イワシフライをつまみに一杯、ってことも可能、これまたこたえられまへん。写真はランチ。これ全部、ビールも込みで4.5ユーロなり。



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en Corse / コルシカ島へ

先週、中央ヨーロッパの旅から帰ってきたばかりだが(それについては旅行記を今書いているところ)、今週からIle de Beauté =「美の島」と呼ばれるコルシカ島に来ている。フランス語ではla Corse。緑あふれる山あり、どこまでも透き通る海あり、とにかく自然の美しい島。島内にはユネスコの自然遺産に指定されている地域もある。

ここは現在はフランスだけれど以前はすぐ横にあるイタリアが領地にしていたこともあって、イタリアとフランス両方の文化影響を受けているけれど、やはりコルシカ独特の文化が強い。ローカル言語もあるし、人々の気性も2つの国とはまた異なるようで。そんなこんなで(?)過激派独立運動があることでも知られている。

夫が9月に一緒に働く教授、フィリップがオーガナイズするサマースクールのために来ているので、滞在するのは研究所(施設的には研修所かな)のあるカージェスという小さな町。空港のあるアジャクシオから40キロほど離れた、コルシカ島の西側にある。研修所は海に面した斜面にあり、ビーチもすぐそこ。フィリップ教授がいうには、コルシカ島では前述した独立運動のため、外部から来る企業が海のそばにホテルや観光施設を建てるたびに爆破事件があるらしいが、ここだけは地元の大学の施設と認識されていることもあって、爆破は免れているとか。でも連続爆破の一説には、これは独立運動とは実は関係なくて、ただ爆破するとまたホテルなどを建て直さなくてはいけなくなるため、さらに長期に雇用を生み出す地元民の知恵だという話も。何回か爆破を続けると、企業もあきらめて撤退し、地元の嫌う巨大ホテル計画はすべて頓挫するらしい。このほうが環境破壊にならなくていいけどね。

研修所にも宿泊できるようだけれど、私たちはカージェス町中のアパートがあてがわれた。ホテルじゃないし、そこまでの期待はしていなかったが、実際見てみると、かな〜りオンボロ、必要最低限のアメニティ、あちこち故障だらけで掃除はいったいいつ最後にしたのか? という状態であった。2つベッドルームがあるためイタリア人の物理学生カップルと一緒。サバイバル生活開始!

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