こないだよしこちゃんに、「ベルギービールが好き」という話をしたものの、最近飲んでないな〜と思っていた。うちから歩いていける距離に
Académie de la Bière というのがあって、生も瓶も種類が豊富なので気に入っているのだが、あまりにもバーという感じで、昼間から1人で本を読む雰囲気でもない。新規開拓、ビアカフェないかしら? と思って、うちにあったガイドブックをめくる。

ベルギー料理、カルチェ・ラタン、というキーワードにぴんときて、
Le Bouillon Racine というお店に目をつける。サイトによると、ラシーヌ通りにあるこのお店、20世紀初期のアール・ヌーヴォー・スタイルをそのままに、今はカフェ兼バー兼レストランとして営業、なんと建物は歴史的建造物として登録されている。もともとは、カミーユ・シャルティエというオーナーのフレンチレストランだったので、店の外観にはその名残で BOUILLON CAMILLE CHARTIER の屋号がそのまま。(外観の写真を撮り忘れた!)9区の
シャルティエのレストランは、今でも当時の様子そのままらしい。こちらのレストランはまだ行っていないが、リーズナブルな定番フランス料理が楽しめると友人あきこさんが教えてくれた。
さて、話は戻ってブイヨン・ラシーヌ、外観も素敵だが、中に入るとまたロマンティックでかわいいのだ。パステルグリーンを基調に、フラワーモチーフ、曲線の美しいアール・ヌーヴォーの世界。空いているし、本を読むにはうるさくなく、明るくて居心地が良さそう。窓際に陣取って、メニューを見ると、生は4種類ほど。Palm Speciale を頼む。このお店、ウィークデイの夕方5時半から8時がハッピー・アワーで、50cl の大きさのビールが25cl の値段になるんだけど、私が入ったのは、平日だったけどもまだ5時過ぎ。「早く来すぎちゃったかな・・」とオーダーしたら、親切なウェイターさん、ハッピー・アワー価格(3.90ユーロ)にしてくれた。もちろん、カフェなどもあるので、実際昼間は普通にカフェとして使っている人の方が多かったよう。

お客さんが少なかったせいか、はたまた日本人のコムスメが明るいうちから大ジョッキでビールが珍しいのか、このウェイターさん、ビール持って来てしばらくして、「これ忘れてたよ」とたっぷりオリーブのサービス。わーうれしい!
すっかり気を良くして、ゆっくりとホームズを読みながら1時間以上も長居してしまった。満足してお勘定をして、ウェイターさんにありがと、と言って、名前を教え合い、「また来るからね!」 とお店を後にしたのだった。
サン・ジェルマン・デ・プレ、カルチェ・ラタンでショッピングの後、一息つくにもいい場所。内装を見るだけでも行く価値あり。もちろんビール好きはハッピー・アワーを狙おう。昼と夜の時間なら、レストランもやっているので、お食事もできる。ア・ラ・カルトは少々高めだけれど、ムニュ(セットメニュー)なら昼が16ユーロ程度、夜が25ユーロだそう。
Le Bouillon Racine
3, rue Racine 75006 Paris
Tel : 01 44 32 15 60